聖書(ユダヤ教)
日本人が一番足りないと言われている宗教知識です。
その中でも、3大1神教の最古であるのはユダヤ教です。
その聖書に書かれているストーリーを数分で読めるよう要点を紹介します。
断片的には聞いたことある話ばかりだと思います。
聖書(旧約聖書)のストーリー
~ アダムの子孫であり選ばれし民ユダヤ人の物語 ~
「光あれ」と、神が世界を作ります。
6日間頑張って作り1日休みました。これが一週間のもとであるそうです。
その後、神は人間を作りました。それがアダムです。
一人では寂しいので、アダムの肋骨からイヴを作り出しました。
アダムとイヴが暮らしている中で、悪い蛇に騙され知恵の実(リンゴ)を食べてしまいます。神から食べてはいけないと言われていたにも関わらず。。。
そして神の怒りを買い、楽園を追放されます。
しばらくして神々は考えました。
「やっぱりこの人間たちは失敗だ。作りなおそう。」
「災害(洪水)で一掃しよう!」
追放されたアダム達の子孫にノアがいました。
危機を察知した彼は、方舟(ノアの方舟)を作り動物たちを一対ずつ乗せて逃げました。
そのノアの子孫にアブラハムという人物がいます。
ユダヤの父と呼ばれています。
このアブラハムがカナンの地(現パレスチナ)に辿り着き、神から啓示を受けます。
「カナンの地を授けよう。」その子孫(ユダヤ人)に至るまでこの地を与えると契約します。
その後、時は一気に流れユダヤ人は当時の最先端の国であるエジプトで奴隷として扱われていました。
耐えかねた当時のユダヤ人代表者であるモーセが
「逃げよう。パレスチナへ戻るのだ!」
と脱出を図ります。
ここで出てくるのが海をパッカーンと2つに割って歩いて逃げるあのシーンです。
海を渡りきったモーセは神から啓示を受けます。石版に書かれたモーセの十戒です。
偶像崇拝禁止などの10個の禁止事項が書かれていました。
しかし、まだパレスチナまでは距離がありました。その上、その地を他部族に支配されていたのです。
ここからがカナンの地の奪還編です。
その地にはゴリアテという巨人がおりとても苦戦をしました。
この巨人ゴリアテを投石で倒したのがダビデ王です。
素っ裸のダビデ像で有名ですね。あれはこの時の石を投げてるシーンをモデルにしているそうです。
ついにカナンの地(エルサレム)に戻ったユダヤ人はそこのイスラエルを建国します。
ダビデ王の後継者であるソロモン王は、モーセの石版を治める神殿を造りました。ソロモン神殿です。
しかし、ローマ帝国に攻められイスラエルを追い出されてしまいます。
そこから、長きにわたるユダヤの迫害がはじまるのです。
「そして、世界の終りが近づいた時、救世主が生まれる。
」
だが、現在もまだその救世主は生まれていない。
と、ここで締めくくられています。
キリスト教ではこの救世主こそがイエスであると考えられていますね。